どもっ、ゴールデン・ノイズです。
夏の特別企画第8弾は
「赤いクレヨン」です。
一説では「芸能人雑学王の
I氏」がラジオ番組の中で話した創作だと言われています。僕もそう思っていますが、他にも候補者がいるみたいで確かなことはわかりません。
まぁ芸能界ではこの手の話(「実は俺が・・・」みたいな事)がよくあるので、売名行為だとの見方も出来なくはないです。某(元)不良グループの芸能人が
「人面犬は俺達の作り話」なんて言っていますしね(笑)
とにかく本編です。お楽しみください。
都内に住む若い夫婦は、子供が3歳の誕生日を迎えたのを期に、一戸建てに引っ越す計画を立てていました。しかし、なかなか条件に合う物件と巡り逢うことが出来ませんでした。
何軒目かの不動産屋を訪ねた時、条件に合いそうな家を見つけました。都内にある上、周辺の環境もよく、何より値段が安いのです。
不動産屋も「こんな物件は滅多に無い」と言うので、その場で仮契約を済ませました。後日、本契約を済ませ、いよいよ引っ越すことにしました。
新居は、思ったより状態もよく、何より子供を家の中で遊ばせることが出来たので、夫婦は大満足でした。
引っ越してから1ヶ月程経った時でした。いつものように奥さんが掃除をしていると、廊下に小さい塊が落ちているのに気づきました。拾い上げて見ると、それは
「赤いクレヨンの欠片」でした。その時は「子供が落としたんだ」と思って、さほど気にも留めませんでした。しかし翌日も、その翌日も同じ場所に
「クレヨンの欠片」が落ちているのです。そこで子供に問いただすと「僕のじゃない」と答えます。子供のクレヨンを取り出して確認すると、明らかに違うモノでした。
不安になって、帰ってきたダンナに相談すると「自分も何回か見たことがある」と答えます。泥棒が落していくにしてもおかしな話なので、次の休みに調べることにしました。
そして日曜日、建築士の友人を呼んで家の図面を見せました。何者かが侵入できるような隙間でもあったら大変だからです。友人は図面を見ながら、一部屋一部屋を見て回りました・・・しかしある場所に来ると足を止めこう言いました。
「おかしいなぁ、図面だとこの奥に部屋があるはずなんだけど・・・?」と言って友人は壁を指差しました。その場所は、いつも「赤いクレヨンの欠片」が落ちていたところです。皆で色々と調べていると、どうやらそこだけ壁の色が他とは違うのです。そこで大工を呼んで、壁を壊してもらうことにしました。その壁を取り除くと、そこに
「1枚の引き戸」が姿を現し、扉には南京錠が3個も付けられていました。南京錠を壊して中に入ると・・・そこには、
「お母さん ごめんなさい もうしません ゆるして お母さん おねがい だして」と壁一面に
「赤いクレヨン」で書かれていました。
夫婦はすぐに不動産屋を呼んで、ここで何があったのかを尋ねましたが、不動産屋は「確かに前の持ち主は若い夫婦で、子供が1人いた。しかし、逃げるように引っ越していったため、詳しいことは何も知らない」と話しました。
夫婦は支払ったお金を返してもらい、元のアパートに戻ることにしました。その後、近くの図書館で過去の新聞を調べましたが、そのような事件は見つかりませんでした。
この話は約20年前からある話らしいのですが、僕が知ったのは12〜13年前で、よくある怪談本に乗っていたのを覚えています。その後、TVやネットで騒がれましたが、現在ではクラッシックな話になっています。
「部屋が1つ減っていたのを、不動産屋が気づかない」ってのは、かなり無理がありそうですが、この話に限らず「家(一軒家、マンション、アパート含)」に関する怪談はたくさんあります。
相場より安いとか、お札が張ってあったとか、備え付けの家具が怪しかったり、様々なサインはありますがもっとも有名なのが、近所のオバサン曰く
「みんな、一ヶ月ももたないのよ」ですよね。
とはいえ、年間3万人の自殺者を抱える日本で
「何もない部屋」を探すこと自体難しいことなのかもしれません。噂ですが不動産業界では、
「危ない部屋リスト」なるものが存在していて、定期的に発行されているとの話です。興味がある方は探してみてはいかがでしょう?
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